NEWS2025年12月
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2025/12/26
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【実施報告】生成AI講習会 第一部 ~生成AI初めの一歩~(12/10,17開催)
データサイエンス教育研究推進センターは、寒河江市からの委託を受け、2025年12月10日(火)および17日(火)の2日間にわたり、「生成AI講習会 第一部 ~生成AI初めの一歩~」をハイブリッド形式で開催しました。 本講習会は、本センター主催、寒河江市・寒河江市技術振興協会共催、山形大学AI研究会協力のもと、生成AIの基礎的理解と実践的な活用スキルの習得を目的として実施したもので、見逃し配信希望を含め70名から申込があり、当日は50名超の大学生および社会人の方々にご参加いただきました。 講師には、長野県のAIMUNIQ株式会社 代表取締役・多田啓二氏をお迎えし、ChatGPTやGeminiなどの生成AIツールを実際に操作しながら学ぶワークショップ形式で講習が行われました。参加者は、日常や業務における生成AIの活用イメージを具体的に持ちながら、楽しみつつ学習を進めることができました。 第1回 ゼロから始める生成AI 「AIと仲良くなって実践的に活用できる!」 第1回では、生成AIの基礎知識から実践的な活用方法までを幅広く学びました。生成AIとは何か、その機能や可能性について理解を深めるとともに、基本的な使い方、著作権や倫理面での留意点、ビジネスシーンでの活用例などについて解説が行われました。また、参加者自身が生成AIを操作し、実際に体験しながら学ぶワークも行われました。 主な内容 生成AIとは何か、機能と可能性 生成AIの基本的な使い方 著作権・倫理・情報の取り扱い ビジネスにおける生成AIの活用例 生成AIを実践してみよう(体験ワーク) 第2回 AI×目標達成ワーク 「1年の目標が明確になって、来年が楽しみになる!」 第2回では、生成AIを活用して自身の目標設定や日常の行動改善につなげる実践的なワークを行いました。1年間の振り返りから始まり、生成AIを活用した目標の明確化、具体的な行動目標の設定、SNS投稿文の作成や画像生成など、多様なワークを通じて、生成AIの身近な活用方法を体験しました。 主な内容 1年の振り返り 目標達成に向けた具体的な目標設定 アイスブレイク 日常の行動目標の設定 「漢字一文字」による自己表現 SNS投稿文の作成 画像生成の体験 本講習会を通じて、参加者からは「生成AIが身近に感じられた」「すぐに業務や日常に活かせそう」といった声も寄せられ、生成AI活用への理解と関心を高める有意義な機会となりました。
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2025/12/26
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- データサイエンスcafé
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【実施報告:DSCafé】皆さんの才能を生かして、自己研鑽し社会に貢献しよう~視覚障がい者支援教材や自立型AIモデル開発を通じて~(12/17開催)
2025年12月17日に開催された「データサイエンスカフェ」では、東京大学・スタンフォード大学名誉教授の釜江常好氏を講師にお迎えし、視覚障がい者の学習を支援するための教材開発と自立型AIモデル技術の研究についてご講演いただきました。 ■触覚×点字×音声によるインクルーシブ教材 釜江氏は、視覚障がいのある方が数式やグラフ、地図などの情報を「触って理解できる」環境を実現するため、3Dプリンターを活用した触覚教材の開発に取り組まれています。 講演では、・LaTeXで記述した数式を点字・触覚化した教材・触ることで形状を理解できる触覚グラフ・触覚数式表現・国土地理院の地形データをもとに作成した触って理解できる触覚地図(タクタイルマップ)などが紹介されました。 これらの教材は、視覚障がいのある学習者だけでなく、視覚のある学習者にとっても「触覚的に理解できる新しい学習方法」として活用できるインクルーシブな教材です。特に、視覚障がいのある方が将来“教える立場”になった際にも、数式や専門内容を適切に伝えられる教育環境づくりを目指した取り組みであることが強調されました。 ■大型触覚地図とAIを組み合わせた移動支援 さらに、津波や災害時の避難行動を想定し、大判の触覚地図とAIを組み合わせた移動支援技術についても紹介されました。スマートフォンのカメラで指の位置を検出し、触れている地点の情報を音声で読み上げる仕組みにより、大きな触覚地図でも位置情報を把握しながら安全に行動できる支援技術の可能性が示されました。 ■ローカル環境で運用する「自立型AI」の構想 釜江氏は、ローカル環境で運用する自立型AIモデルの開発にも取り組まれています。これは、小型の専用コンピュータに分野特化型のAIモデルを搭載し、・通信環境に依存しない・個人情報や機密データを外部に送信しない・高速な応答で利用できるという特長を持つAIの実現を目指すものです。 視覚障がい者支援にとどまらず、医療分野や企業の機密データ解析など、高いセキュリティ性が求められる分野への応用についても紹介され、今後の発展が期待される研究として期待されます。 今回は、見逃し配信希望を含めて50名の方からお申込みがあり、当日会場には14名、オンラインには22名(合計36名)が参加しました。
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2025/12/26
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【実施報告】宇都宮工業高校でデータサイエンス講座を実施しました
データデザイン思考|今年の夏は暑かったのか?の問いにデータ解析でこたえる 本講座は、2025年12月18日、栃木県立宇都宮工業高等学校において、本センター長の奥野貴士教授が同校を訪問して実施しました。宇都宮市の気象データを題材に、データの収集・整理・分析から、その結果を人や社会に伝えるまでの一連のプロセスを、体験的に学習することを目的としました。 講座では、気象庁のオープンデータの入手方法や、平均気温・最高気温などの気象データを可視化するための基礎的なスキルを習得しました。その後、「今年の夏は暑かったのか?」という問いを設定し、生徒の皆さんがクライアントからの依頼に応えるデータアナリストの役割となって、どのデータを選び、どのように分析・可視化すれば相手に納得してもらえるのかを考えるロールプレイに取り組みました。 この活動を通して、相手に応じてデータの示し方を設計する「データデザイン思考」を実践的に学びました。さらに、データ分析における生成AIの活用方法についても紹介し、人とAIが協働することで分析の幅が広がることを体験しました。 本講座は、データを根拠に考え、伝え、社会に活かす力を育成する有意義な学習機会となりました。当センターでは、今後もこのような取り組みを通じて、高校生のデータサイエンス分野におけるスキルアップに積極的に協力してまいります。
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2025/12/04
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【プレスリリース】AIが学生一人ひとりに寄り添う新しい学びへ~RAG活用AIチューターでオンデマンド教育を高度化~
AIチューターを活用した新しい学びの実現に向けて 2025年12月4日に行われた学長定例記者会見において、本センターは、検索拡張生成(RAG)技術を活用したAIチューター(愛称:チュー太くん)の導入と、オンデマンド教育の高度化に向けた取り組みについて報告しました。本学の小林潤平准教授(社会共創デジタル学環 主担当)が開発した本システムは、学生一人ひとりの理解度や関心に寄り添った個別最適化された学修支援を目指しており、山形大学のデータサイエンス科目(リテラシーレベル)に加え、山形県内の高等教育機関においても運用を開始しています。 導入の背景 本学の基盤共通教育では、1年生約1600名が必修科目「データ解析基礎(データサイエンス(基礎))」をオンデマンド形式で受講しています。しかし、学生の学習背景は多様であり、画一的な教材だけでは理解度や進度の違いに十分対応できないという課題がありました。 また、本センターでは、県内高等教育機関と連携し、データサイエンス教育の普及に関する共通課題の解決に向けた取り組みを進めており、その一環としてオンデマンド教材を山形県立保健医療大学へ提供し、大学間での学習支援の在り方を検証しています。 RAG技術を活用したAIチューター 今回開発したAIチューターは、講義資料だけでなく、これまでの受講生による質問と教員の回答をまとめた質疑応答データも参照しながら、学生の疑問に応じた回答を提示できるよう設計されています。RAG(Retrieval-Augmented Generation)技術により、講義内容に沿った情報提供が可能となり、理解度に応じた柔軟なサポートや学習意欲の向上が期待されます。 現在、後期開講の「データ解析基礎」において約50名の履修者を対象に試行運用を行っており、山形県立保健医療大学でも同教材の学習補助としてAIチューターを用いた試行が進められています。 今後の展望 来年度は、約1600名が履修する「データ解析基礎」での本格運用を予定しています。また、他科目への展開や学生の学習支援への応用に向けて、学内及び学外の教職員を対象としたFD・SD研修も実施し、より質の高い学習支援体制の構築を図っていきます。
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