NEWS2024年12月
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2024/12/23
- お知らせ
【高大接続事業】 高校教員・生徒への『データデザイン思考講座』|2024年12月実施
高等学校等デジタル人材育成支援事業の一環として、山形県立置賜農業高校の教員向け研修会と2年生の生徒に向けた「データデザイン思考講座」を全3回、実施しました。 第一部の講座では、作物の栽培に欠かせない環境データを取り上げ、利用する方の視点に立ち、データを可視化することの大切さ(データデザイン思考)とデータを収集・共有することにより新しい価値が生み出されることを講義しました。また、演習形式で地域課題の一つ「さくらんぼの双子果」をテーマに、「去年の夏は暑かった!」をデータで表現する方法を一緒に考えました。 第二部では、「近未来の街(人)をデータで考える」課題に取り組みました。地域社会の人口減少と高齢化をデータで捉え、それに対し新しい社会を描くのは若い世代です。講座では、近未来の地域の姿を人口推移などのデータで捉え、理解することに取り組みました。多くの受講者は、地域社会の未来の姿を少しでも感じていただけたのではないでしょうか。 今社会では人口減少/高齢化社会の対策が多くの話題になっていますが、若い方の声をお聞きできる機会が少なく、若い方の意見を聞くとても貴重な機会となり、とても勉強になりました。今回講師を担当しましたが、置賜の農業の未来を担う人材を育成する高校にて、山形の農業教育について多くを学ぶ有意義な機会でした。 (担当:奥野)
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2024/12/11
- お知らせ
- イベント
- データサイエンスcafé
- 実施報告
【実施報告】DSカフェ『防災・減災に向けた地震および土砂災害ハザード評価』(12/3開催)
2024年12月3日に開催された講演では、山形大学農学部の張海仲准教授をお招きし、防災・減災の観点から地震および土砂災害のハザード評価についてお話しいただきました。初心者にも理解しやすい地震の基礎から、具体的な調査報告、そして最先端の研究内容まで幅広い内容で、参加者にとって非常に有益な時間となりました。 能登半島地震の被害調査と教訓 張先生は、2024年元日に発生した能登半島地震の被害調査結果について、輪島市を中心に写真を交えながら報告してくださいました。輪島市と庄内平野の地質的な類似性に注目し、庄内平野でも能登地震と同様の揺れやすさが予測されることを説明。さらに、液状化被害が激しかった内灘町と庄内平野の地盤の共通点を挙げ、庄内平野での液状化リスクについても警鐘を鳴らしました。また,表層だけ崩落した山には密な杉林が目立っていたことにも張先生は注目しました。これは,林の手入れがなされていなかったことにより十分な太さを持つ木が成長せず,さらに根が浅くなることで、地盤が弱くなることが原因として考えられるとのことです。 地震後の二次災害としての大雨被害 能登地震後の大雨が被害を拡大させたことも強調されました。地震では局所的だった土砂崩れが、大雨によって広範囲にわたり流出し、被害が拡大した事例を紹介。地震直後の気象条件が災害の深刻度を大きく左右することがわかり、防災計画において、地震後のリスク管理の重要性が再認識されました。 ハザード評価の最新技術 張先生の研究テーマである「確率論的地震ハザード評価」と「土砂災害ハザード評価」についても紹介されました。確率論的地震ハザード評価では、過去の地震データや断層、地盤の特性を用いて、今後の地震発生確率を推定する手法が解説されました。この評価は、地震リスクを定量的に把握し、防災計画やインフラ整備に役立てられます。土砂災害ハザード評価では、どこにどの程度の被害が及ぶかを予測するハザードマップが作成され、住民や行政が迅速かつ適切に対応するためのツールとなることが示されました。 今回は、見逃し配信希望の方を含めて48名の方からお申込みがあり、当日会場には7名、オンラインには13名(合計20名)が参加しました。 (報告・石川)
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2024/12/02
- お知らせ
- 実施報告
【報告】 政策統計勉強会~人口減少社会と統計
山形大学データサイエンス教育研究センター(YUDS)は、山形県統計企画課が主催する「政策統計勉強会」において、コーディネーターとして参加しました。(実施日:2024年11月27日) この勉強会は、国勢調査や社人研推計結果などの人口データを基に、新たな統計分析の視点や手法について、多様な主体が意見交換を行い、研究や統計データの利活用を促進することを目的としています。さらに、分析スキル向上を目指した人材育成や普及啓発も大きなテーマとなっています。 当日の勉強会には会場とオンラインを合わせ約60名が参加しました。参加者は自治体職員、金融機関関係者、研究者、学生など多岐にわたる背景を持ち、人口減少と高齢化に起因する地域課題への問題意識が高い方々が集まりました。当センターにとっても、リアルな意見を伺える貴重な機会となりました。 勉強会は前半の講演と後半の情報交換会で構成され、私が担当した情報交換会では、5名のパネリストとともに山形の人口減少に関する議論を行いました。パネリストには、地域経済データを分析する金融機関の方や本学の学生、研究者が参加し、多様な視点から活発な意見交換が行われました。また、会場からは農業従事者や経営者の減少という地域課題についても共有があり、非常に有意義な議論となりました。 議論を通じて考えたのは、「人口減少という不安」の源泉についてです。人口減少という統計データそのものは確定的なものであり、冷静に受け入れられるべき事実です。しかし、多くの人々が感じる不安は、人口減少が日常生活や次世代に与える具体的な影響が予測・可視化されていないことに起因していると感じました。人口減少に伴い、生活がどのように変化するのか、または変化しないのかをデータで可視化することは、地域の未来像を描くために重要です。 また、若者たちが「どのような山形にしたいのか」を議論し、その意見が行政や産業改革に直接反映される仕組みづくり、すなわち「ソーシャルイノベーション」の推進が必要であると感じました。このような協働プロセスは、たとえ目指すビジョンが完全には達成されなくとも、希望を持って取り組むこと自体が価値を持つと確信しています。 なお、本学では次年度より「社会共創デジタル学環」を開設予定です。このような大学改革に向け、当センターも引き続き貢献できればと考えています。 (報告:奥野貴士)
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