NEWS2023年12月
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2023/12/19
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第6回講座を実施しました|データ駆動型課題解決スキルセット講座
2023年12月7日(木)に第6回「データ駆動型課題解決スキルセット講座」を実施しました。11月末までに参加者による座談会と、3回の講義をとおして数学基礎、データ可視化のアプローチの考え方を学び、後半では実データを用いて、企業が抱えるニーズや課題に対するアプローチの検討に入ります。 はじめに、本学理学部の奥野教授から後半のグループワークの進め方について説明がありました。今回のテーマは、「国家試験対策の教材を作成する出版社」の抱えるニーズに対し、社会人と学生のチームが課題解決のためのロールプレイを行うというもの。企業から課された課題やニーズに対し、どんなアプローチが考えられるか、プランニングを立てていくところから始めます。 奥野教授からは参加学生に向けて「普段の授業でリアルデータを扱ったり社会人と一緒にワークする機会はなかなか無いので、積極的に学んでほしい。」、社会人に向けて「学生のフレッシュで柔らかい考えを持っているので、対等に議論していただいたい」とメッセージが贈られました。 次に株式会社どうぐばこの小林氏から、今回扱うデータと課題について説明があり、その後、学生と社会人を混ぜた形で2グループ(1グループ6-7名程度)に分け、各グループのリーダーと書記を決めたうえで、それぞれディスカッションを進めました。 参加者からは早速、こんなデータがほしいが提供可能か等の質問や、課題ニーズの掘り下げのため様々な質問が飛び交っていました。
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2023/12/13
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【実施報告】DSCafé「持続可能な地域づくりのためのデータサイエンス ―生態系サービスの活用への挑戦ー」を12/7に開催しました
2023年12月7日開催のデータサイエンスCaféは、「科学―政策インターフェス×データサイエンス」をキーワードに、中央大学理工学部のホーテス・シュテファン教授にご講演いただきました。 持続可能性の概念 「持続可能性」という言葉は、SDGsの広がりとともに耳にしたことがある方も多いと思います。では持続可能性とは何でしょうか?科学の観点で説明すると「ある系の状態が時間の経過に伴って、一定の変動幅を超えない状況が続く」ことだそうです。時間経過とともに、”ある指標”が完全に変わらない状態(Inertia)、一定の幅で変動する状態(Resilience)であれば、持続可能性が保たれているといえます。しかし、一定の閾値を超えたり、下回ったりすると、元の状態に戻らなくなります。これを生態学では”レジームシフト(Regime shift)"と呼びます。一方、政治や経済学的な観点では「持続可能な発展」が求められています。 生態系サービス~シナリオ作成と政策評価~ 2005年には当時のアナン国連事務総長のもと、「Millennium Ecosystem Assessment」報告書が提出されるなど、地球規模の生態系評価の必要性が訴えられました。現在でも、IPCC(国際気候変動会議)やIPBES(生物多様性及び生態系サービスに関する政府間科学-政策プラットフォーム)など、様々な国際組織で地球規模での生態系に関する議論が行われています。最近は特に、気候変動でどのようなことが起こりうるかではなく、設定目標を掲げ、その達成ためにはどうするべきかのシナリオを考えましょうという提案がなされています。このため、科学者だけでなく政治家や企業経営者などのステークスホルダーの参加が重要とされています。SDGs(持続可能な開発目標)では、社会、経済、環境に関する17の目標が掲げられています(実はその下に169のターゲットと、231の指標が掲げられています)。各国の取り組み状況はバラバラです。ご講演では、これを社会・経済と環境指標の指標データで可視化したグラフでご紹介いただきました。なお、最近では、生物多様性の新たな世界目標となる「ポスト2020生物多様性枠組(Global Biodiversity Framework)」も掲げられており、経済界への情報提供のためのタスクフォースについてもご紹介いただきました。 湿原生態学的研究 そして最後に、先生のご専門の生態学のご研究成果のひとつである湿原生態系についてお話いただきました。内容は、火山灰降下物が湿原植生にどのように影響しているのか(Hotes et al. 2010, Oikos 119:952-963)。最近では研究効率化のためにドローンを導入し、ミズゴケ湿原生態系の復元・再生に関するご研究を行っているというお話もありました。 当日の参加者は、対面会場22名、オンライン13名の合計35名。ホーテス先生には、日本語でご講演いただきましたが、対面会場は、留学生が多かったため、英語を交えてご講演いただきました。ホーテス先生は日本語も英語も完璧なトリリンガル(母国語はドイツ語、もしかするともっと多言語ユーザー??)で、大変わかりやすくご講演をいただきました。 ご講演後のアンケートでは、「本当に聞き応え面白い内容でした。持続可能な社会というキーワードの講義で、データサイエンスを用いて紹介するのは説得力がありました。(10代・大学生)」や、「ご本人の研究部分がとても興味深かったので、そのことについてもっと聞きたかった。(50代・自営業)」とのご感想をいただきました。
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2023/12/13
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【1/17開催】データビジネスの企画担当者から実際の取り組みやリアルな話を聴く
2024年1月17日のデータサイエンスカフェは、あいおいニッセイ同和損害保険会社のデータビジネスの企画担当者から、実際の取り組みやリアルな話を聴く講演会とランチ会を開催します。 ご講演は、損害保険会社ならではの「自動車走行データを活用した当社の取り組みについて」。ご講演後には、講師の方々と一緒に、ランチをとりながらの情報交換会も開催します。文系が9割を占める損害保険会社で、これからの文系出身者に求められるデータ活用スキルとは何か?など、就活に役立つ話が聞けるチャンスです!データビジネスに興味のある人は文系・理系問わず、迷わず参加! 座談会では、みんなでランチを食べながら講師の方々に、学生のうちにやっておくと良いこと・就活のコツ・疑問など…聞いてみましょう!ここでしか聞けないウラ話が聞けるかも?!ランチ交流会では、弁当持参または弁当注文(実費負担:700円程度)で気軽に参加できます。 もちろん、講演のみの参加もOKです。オンライン参加も可です! 諸事情によりオンライン開催に変更になりましたが、会場からZoom参加できます(2024/1/15)。お食事しながらの視聴を希望される方は各自持参ください。 学生の皆さまのご参加をお待ちしています。 PDFを見る お申込み 開催日時 2024年1月17日(水)12時15分~13時15分(受付開始:12時00分)講 演:12時15分~12時45分【オンライン開催】情報交換会:12時45分頃~13時15分【オンライン開催】講演タイトル自動車走行データを活用した当社の取り組みについて講師[講師]朝隈 善彦(アサクマ ヨシヒコ)氏 あいおいニッセイ同和損害保険株式会社 デジタルビジネスデザイン部 プランニンググループ 課長補佐田郷 雄介(タゴウ ユウスケ) あいおいニッセイ同和損害保険株式会社 デジタルビジネスデザイン部 DX支援グループ 兼 プランニンググループ 主任会場理学部2号館5階511室(データサイエンス多目的ホール)*Zoom視聴または各自オンライン接続(Zoom)定員講演 :会場(Zoom視聴):15名/オンライン:最大300名情報交換会:会場:15名参加費無料対象山形大学学生(学部生および院生)限定申込方法1月16日(火)までにこちらの申込フォームからお申し込みください※弁当調達希望者は1月15日(月)正午までにお申し込みください注意事項※対面会場ではZoom視聴のみとなりましたが、弁当持参での参加もOKです!※会場申込多数の場合は、オンライン参加をお願いする場合があります。お問合せ山形大学データサイエンス教育研究推進センターE-mail:yu-derp-info[at]jm.kj.yamagata-u.ac.jp※[at]を@に変えて送信下さい
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2023/12/11
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(1/24)令和5年度FD講演会開催のお知らせ
「情報教育×オンデマンド教材の現状と可能性」-コロナ禍で蓄積されたオンデマンド教材は活用できるのか- 2020年から世界規模で拡大したコロナ禍を契機に、学生を教室に集めて行う対面型の授業から、インターネットを活用したオンラインあるいはオンデマンド型授業への移行が急速に進みました。本講演会では、大学教育における新しい学びのかたちとして、オンライン・オンデマンド教材をどのように活用すればより効果的に学生の学習意欲を引き出せるのかを考えます。 本講演会は2人の講師に話題提供いただいた後、全体で情報交換会を実施します。情報教育における教職員の授業スキル向上、及びオンデマンド教材活用に関する現状認識と共通理解を目的に様々な教育機関の方々と交流させていただきたく存じます。お忙しいところとは存じますが、多くの教職員の皆様のご参加をお待ちしております。 PDFを見る お申込み 開講日2024年1月24日(水)16:30~18:00プログラム(第一部)フルオンライン大学におけるオンデマンド型授業実践と学習支援 講師 | 安間 文彦氏(サイバー大学 IT総合学部長 教授)(第二部)コロナ禍を経て見えてきたeラーニングにおける動画配信の活用 講師 |平 治彦氏(日本データパシフィック株式会社 代表取締役社長)会場山形大学理学部3号館2階A202教室オンライン(Zoom)参加費無料定員会場45名、オンライン300名対象大学等の教育関係者申込方法1月22日(月)までに申込フォームからお申し込みください備考・プログラムは変更となる可能性があります。・当日ご都合が合わない方のために期間限定の見逃し配信を行う予定です。お申込みいただいた方のみの限定公開となりますので、ご希望の方は申込フォームからお申し込み下さい。お問合せ山形大学データサイエンス教育研究推進センターE-mail:yu-derp-info[at]jm.kj.yamagata-u.ac.jp※[at]を@に変えて送信下さい
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2023/12/07
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第3~5回講座を実施しました|データ駆動型課題解決スキルセット講座
2023年11月16日(木)に第3回、11月22(水)に第4回、11月30日(木)に第5回の「データ駆動型課題解決スキルセット講座」を実施しました。第3~5回の3回にわたり、数学基礎と統計基礎について、オンライン講義形式で学びました。 本学理学部の脇克志教授が講義を担当し、Google Colaboratoryの教材を用いて説明を受けたあと、受講者は自身のパソコンでデータを読み込み、実際に手を動かしながら学習を進めました。数学基礎では、行列の計算に苦戦する様子も見られましたが、各自で黙々と提示された課題に取り組みました。 第5回講座では、実データを用いて分析手法を学びました。脇教授から、データ分析を行う際に、データの何を見ていくか、テーマ設定が重要であるとお話があり、最初の仮説立てが課題解決の一歩であると感じました。 3回の講座をとおし、データ分析を進めるうえで必要な数学・統計のスキルを身につけ、いよいよ第6回からはグループワークによる実践演習がスタートします。社会人と学生の混合チームをつくり、データから読み取れる情報を基に、課題設定と課題解決に向けて進めていきます。
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