【高大接続事業】 高校教員・生徒への『データデザイン思考講座』|2024年12月実施

高等学校等デジタル人材育成支援事業の一環として、山形県立置賜農業高校の教員向け研修会と2年生の生徒に向けた「データデザイン思考講座」を全3回、実施しました。

第一部の講座では、作物の栽培に欠かせない環境データを取り上げ、利用する方の視点に立ち、データを可視化することの大切さ(データデザイン思考)とデータを収集・共有することにより新しい価値が生み出されることを講義しました。また、演習形式で地域課題の一つ「さくらんぼの双子果」をテーマに、「去年の夏は暑かった!」をデータで表現する方法を一緒に考えました。

第二部では、「近未来の街(人)をデータで考える」課題に取り組みました。地域社会の人口減少と高齢化をデータで捉え、それに対し新しい社会を描くのは若い世代です。講座では、近未来の地域の姿を人口推移などのデータで捉え、理解することに取り組みました。多くの受講者は、地域社会の未来の姿を少しでも感じていただけたのではないでしょうか。

今社会では人口減少/高齢化社会の対策が多くの話題になっていますが、若い方の声をお聞きできる機会が少なく、若い方の意見を聞くとても貴重な機会となり、とても勉強になりました。今回講師を担当しましたが、置賜の農業の未来を担う人材を育成する高校にて、山形の農業教育について多くを学ぶ有意義な機会でした。 

(担当:奥野)

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