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2023/05/09
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【開催報告】DSCafé特別企画第1弾東北大学AIセミナー・サテライト聴講企画
2023年5月8日のDSCafé特別企画第1弾は、学内関係者限定企画で、東北大学データ駆動科学・AI教育研究センター主催のAI生成系セミナー「ChatGPTを支えるAI技術」のサテライト聴講を実施しました。山形大学では、小白川キャンパスにて、学生と教職員合わせて36名が参加しました。東北大学から配信されるオンライン映像により、GPTアプリケーションの種類やその差異、言語処理の基礎などを学びました。
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2023/04/27
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【実施報告】DSCafé「蔵王山のアオモリトドマツのデジタル化」を4/26に開催しました
2023年4月26日のDSCaféは、「蔵王山のアオモリトドマツのデジタル化」という演題で、森林生態×データサイエンスをテーマに山形大学農学部のロペス・ラリー教授にご講演いただきました。 森林状況をどのように調査する? ロペス先生のご専門は森林気象学で、山形県内だけでなく、東北各地の様々なフィールドでご研究されています。今回は蔵王山におけるアオモリトドマツのご研究についてお話いただきました。これまでは衛星画像を活用した研究もされてきましたが、最近はドローンをフル活用して研究を進めているとのこと。その理由は、撮影タイミングの自由度や機動力が非常に高く、樹木1本から森林全体までを評価できるから。今回のご発表では、ドローンを用いた精密なリモートセンシングによる森林モニタリングについてお話いただきました。 蔵王山の森林の現状把握 現在、地球温暖化とCO2濃度上昇に伴い、世界各地で森林限界の標高が上昇するという現象が起きています。しかし、蔵王では逆。数100mも森林限界が下がる、という現象が起きているそう。しかも、森林限界付近ではアオモリトドマツがほとんどなくなっているとのこと。先生は2019年からドローンを使って、蔵王ロープウェイ周辺エリアの森林を調査。得られた画像を樹木の1本単位で健康状態を把握し、最終的には森林全体の健康状態の経年変化のモニタリングしています。膨大な画像処理には深層学習を利用。樹木2万本の健康状態を評価し、毎年増加し続ける罹患木と枯死木の本数が正確に把握できたとのこと。さらにその要因は、必ずしもキクイムシそのものによるものだけでなく、キクイムシ感染の前に、雪や風による物理的被害の影響を受けた弱い樹木が増加している影響が大きいのだとか。さらに、樹種判別でわかったこととしては、枯死したアオモリトドマツに代わって、マツと広葉樹を含む混合林に変化しており、かつ、構成樹種は、標高によっても違うのだそうです。 これからの森林のスマートモニタリング現在、先生の研究室では、「Zaochan:ざおうちゃん」という森林管理のためのソフトウェアを開発中。開発には、修士課程の学生が関わっていますが、実はその方は農学部の学生ではなく、環境学に興味があるソフトウェア開発などの工学指向の学生とのこと。ロペス先生のお話では、このようにデータサイエンスを得意とする人材が加わらなければ、今回のような研究はできなかっただろうとも。データサイエンスは研究の要。このようなソフトウェア開発が進めば、様々な場所の森林管理が、よりスマートにできるようになることが期待されます。 当日会場には13名、オンラインでは12名の方にご参加いただきました。会場参加の学部1年生からもたくさんの質問が飛び出し、オンラインからの質問も合わせて活発な会となりました。
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2023/04/21
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5/8-9開催DSCaféのご案内
【学内向け・特別企画】ChatGPTについて学ぼう! PDFをみる 【第1弾】 開催日時 2023年5月8日(月)16時30分~17時30分(受付:16時15分)講演タイトルChatGPTを支えるAI技術(東北大学データ駆動科学・AI教育研究センター主催/生成系AIセミナー サテライト聴講企画)講師鈴木 潤 氏(東北大学 データ駆動科学・AI教育研究センター / 大学院情報科学研究科 教授)会場先端科学実験棟4階 S401教室(ふすまホール)定員会場:150名(先着順)参加費無料対象山形大学関係者(学生および教職員)限定申込方法5月8日(月)正午までに申込フォームからお申し込みください注意事項・東北大学からのZoom配信映像を山形大学の会場で聴講いただくものになります。(主催元のZoomIDに限りがあるため、山形大学関係者はこちらの会場での聴講をお願いします)お問合せ山形大学データサイエンス教育研究推進センターE-mail:yu-derp-info[at]jm.kj.yamagata-u.ac.jp※[at]を@に変えて送信下さい 【第2弾】 開催日時 2023年5月9日(火)13時00分~16時10分(受付:12時45分)講演タイトルGPTに関する動向とその応用について(理学部 集中講義「データサイエンス特講A」 特別聴講企画!)講師本橋 洋介 氏(NEC AI・アナリティクス統括部 兼 データサイエンス研究所 上席データサイエンティスト)会場理学部3号館2階A201教室/オンライン(Zoom)定員会場:40名(先着順)/オンライン:最大300名参加費無料対象山形大学関係者(学生および教職員)限定申込方法5月8日(月)までに申込フォームからお申し込みください注意事項・会場の申込者は定員に達し次第、締め切ります。オンライン参加者は各自のPCよりZoomにてご視聴ください。・後半の演習は、会場参加者のみ参加可お問合せ山形大学データサイエンス教育研究推進センターE-mail:yu-derp-info[at]jm.kj.yamagata-u.ac.jp※[at]を@に変えて送信下さい
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2023/04/18
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4/14理学部講演会×DSCafé開催報告
2023年4月14日の理学部講演会×DSCaféは、「南極フィールド調査から探る南極氷床融解メカニズムと海水準上昇」をテーマに、国立極地研究所 准教授の菅沼悠介先生にご講演いただきました。菅沼先生はこれまでに7回、調査のため南極に行っておられるとのことで、現地での貴重な写真や動画を見せていただきながら、フィールド調査での活動内容を発表していただきました。なぜ氷床融解が起きるのか、そのメカニズムと海水準上昇の将来予測の実態と、過去に氷床融解・棚氷崩壊が起きた時期を推定するため、氷河地形地質学と地表の表面露出年代測定の調査手法についてご紹介いただきました。 当日会場では38名、オンラインでは12名に参加いただきました。
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2023/04/06
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【学内向け】4/14(金)理学部講演会×DSCaféのご案内
申込フォーム PDFをみる 開催日時 2023年4月14日(金)16時30分~17時30分講演タイトル南極フィールド調査から探る南極氷床融解メカニズムと海水準上昇講師菅沼悠介准教授(国立極地研究所)会場理学部3号館A201/オンライン(Zoom)参加費無料対象学内関係者のみ申込方法4月13日(木)までに申込フォームからお申し込みください注意事項・講演内容の動画撮影、録音、撮影および、SNSへの投稿は固くお断りいたします。・会場申込多数の場合や状況によっては、オンライン参加をお願いする場合があります。・本学にお越しいただく際には、公共交通機関や近隣の有料駐車場などのご利用をお願いします。また、近隣の施設や店舗には駐車いただかないようお願いいたします。お問合せ山形大学データサイエンス教育研究推進センターE-mail:yu-derp-info[at]jm.kj.yamagata-u.ac.jp※[at]を@に変えて送信下さい
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2023/03/02
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【DSCafé 2/27実施】グラフゼータ関数の伊原表示について
2023年2月27日のDSCaféは、横浜国立大学大学院工学研究院、日本学術振興会特別研究員(PD)の石川彩香さんにご講演いただきました。 当日会場には3名、オンラインには2名の方が参加されていました。グラフゼータ関数という、かなり専門的な数学のコアなお話でしたが、先生のわかりやすいスライドと、軽やかなレーザーポインタ捌きにより、わかりやすくお話しいただきました。会場とオンライン双方より質問をいただきました。その中で、このような数学理論は実際の社会で、どのように応用されるのか?といった質問があり、量子エレベータへの応用などについてもご説明いただきました。
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2023/02/21
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【DSCafé 2/15実施】人工知能と作るこれからの音楽
2023年2月15日のデータサイエンスカフェは、名古屋芸術大学・の大久保雅基先生にAI×音楽をテーマにご講演いただきました 当日は、県内の高校生、本学の地域教育文化学部、人文社会科学部、理学部の学生など、数多くの学生が参加され、会場には9名、オンラインには16名の方のご参加がありました。 ご講演前半は、深層学習による音楽生成AIプログラムの各種ご紹介、人間とAI双方のコミュニケーションでの新しい音楽作品制作などのご紹介でした。 後半は、先生ご自身の作品の「もろびとつどいて」、「ベートーベンの音意による6つの歌」、「Audioデータを生成するもの」などの音楽作品について、ご紹介いただきました。また、音楽生成AIの難点や課題、これからのAI利用による新しい音楽創造の未来像などについてもお話いただきました。 カフェ終了後も、参加学生の質問が相次ぎ、見逃し配信も多数のお申込みをいただきました。 大久保先生のご活動については、ご自身のホームページに詳しく紹介されていますので、興味のある方は、是非ご覧ください。大久保雅基 | Motoki Ohkubo
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2023/02/15
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【DSCafé開催予告】グラフゼータ関数の伊原表示について
2023年2月27日のDSカフェは横浜国立大学大学院工学研究院・学振特別研究員(PD)の石川彩香先生に、”グラフゼータの概要から,伊原表示の一般論に向けた議論の現状”について、お話いただきます。 講演概要:伊原表示は、現状、グラフゼータのみに確認される行列式表示であり、その存在に関する議論はグラフゼータの中心的な話題である。これまで、様々な条件が付加されたグラフゼータにおいて伊原表示の存在が議論されてきた。しかし近年、グラフゼータの一般的な定義が与えられたことにより、その観点に基づく一般的な議論が可能となった。本講演では、グラフゼータの概要から、伊原表示の一般論に向けた議論の現状について紹介する。 pdfを開く 開催日時 2023年2月27日(月)17時30分~18時30分(受付:17時15分)講演タイトルグラフゼータ関数の伊原表示について講師横浜国立大学大学院工学研究院 学振特別研究員(PD)石川彩香先生会場データサイエンス多目的ホール(山形大学理学部2号館5階511教室)オンライン(Zoom)定員会場:15名(先着順)/オンライン:最大300名参加費無料対象学生、教職員、一般申込方法2月24日(金)までに申込フォームからお申し込みください注意事項・会場申込多数の場合や状況によっては、オンライン参加をお願いする場合があります。・本学にお越しいただく際には、公共交通機関や近隣の有料駐車場などのご利用をお願いします。また、近隣の施設や店舗には駐車いただかないようお願いいたします。・会場参加をキャンセルされる場合は、事前にご連絡いただきますようお願いいたします。・当日ご都合が合わない方のために、期間限定の見逃し配信を行う予定です。お申込みいただいた方限定での公開となりますので、ご希望の方は、申込フォームからお申し込み下さい。お問合せ山形大学データサイエンス教育研究推進センターE-mail:yu-derp-info[at]jm.kj.yamagata-u.ac.jp※[at]を@に変えて送信下さい
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2023/02/02
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【1/31実施】令和4年度FD講演会
1月31日(火)令和4年度FD講演会をオンライン形式で実施しました。 -第1部2022年4月、高等学校では「情報I」が共通必履修科目となり、2025年1月より大学入学共通テストに、プログラミングを含む「情報」が出題される予定です。今、高等学校における「情報教育」がどのように変化しているのかを知るために、山形県教育センターの佐藤勝治様(指導主事)にご講演いただきました。高等学校で情報教育を教える教員の実状、グループワーク等の実習での事例をお聞きしました。高等学校で情報教育を学んできた大学生たちに何を教えるべきなのか、また、各高等学校の学習レベル差をどのように大学でカバーするか、そして大学入学共通テストに「情報」が加わる2025年に向け、大学教育も準備をしていく必要があると考える機会になりました。 -第2部2023年4月より、本学の基盤教育において、全学必修科目となる「データ解析基礎」と、選択科目「AI・データサイエンス要論」の教材開発を担当した脇克志教授(理学部)から、専門課程に移行する前の学生が学ぶべき数理・データサイエンスの内容を紹介いただきました。学生の学習意欲に応じた出題形式や、オンライン教材によって学生自身が体験しながらプログラミングを習得できる講義システムを実演しながら説明いただき、これから大学に入学する学生たちがどのような講義をうけ、どのような知識、スキルが身に着くのかを関係者の皆様と共有することができました。 当日は、学内から32名、学外から34名、計66名の教育関係者の皆様にご参加いただきました。
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2023/01/26
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【DSCafé:1/20実施】高エネルギー宇宙物理学とデータサイエンス~ときどきドイツ滞在記~
1月20日(金)のデータサイエンスcaféは、山形大学理学部の石井彩子先生にご講演いただきました。 太陽よりも重たい恒星が一生の最期に起こす超新星爆発や、それに付随して生じるとも言われるガンマ線バーストといった高エネルギー天体現象が起こるメカニズムと、それらを解析するためにどのようなデータサイエンスの手法を用いられているのか、分かりやすく丁寧に教えていただきました。また、石井先生が研究員として過ごされていたドイツのマックス・プランク重力物理学研究所での研究生活についてもお話いただきました。当時の写真とともに振り返り、日本の常識が通じない海外生活での戸惑い、工夫したことや、楽しかったことを語っていただき、これから海外で研究員を目指す学生にとっても、よい刺激になったのではないでしょうか。 当日、会場では4名、オンラインでは20名の方にご参加いただきました。県内の高校生から多数申込みいただき、皆さんで配信をご視聴いただいたと伺っています。たくさんのご参加ありがとうございました。
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