令和5年7月31日~8月4日の5日間、データサイエンスCafé夏フェスを開催しました。後半は「3Dデザインコース」として、3Dプリンターを使った造形物の印刷、3D CADソフトの「Fusion360」を用いたモデリングを学びました。
■3Dプリンター初級~中級
≫8月2日(水)9:00~12:15
奥野教授に、3Dプリンターの基本的な操作方法、3Dプリンターで印刷するために必要なデータの種類やスライサーを使った簡単な編集方法をレクチャーいただきました。ビギナーでも扱いやすい小型の3Dプリンターを1人1台使い、サンプルデータをつかって3Dプリンターで出力する一連の流れを体験しました。
さらにスライサーツールを使ったデータの編集方法を紹介いただき、自分の作りたい造形物を印刷するためのスキルを身に付けました。本セミナーは山形大生10名が参加しました。
■Fusion360初級~中級
≫8月2日(水)13:00~15:00
≫8月3日(木)9:00~10:30
株式会社悳PCMの槻ノ木沢拓孝氏を講師に迎え、初日はFusion360の操作方法を中心に実習を行いました。受講者には事前にソフトウェアをインストールしたPCを持参いただき、セミナーではオリジナルポットの制作からスタートしました。スケッチの機能を用いてポットのボディ→注ぎ口→取っ手→フタの順に作成していき、印刷用のデータに変換するところまでを学びました。
2日目は、初日に引き続き、Fusion360を使った、造形物のモデリング実習を行いました。
オリジナルマグカップの制作を行い、テキストを使って名入れや写真などの画像を入れる機能のほか、材質のイメージも選択でき、よりオリジナル性の高い作品の作り方を教えていただきました。
セミナー後は、学習したことを活かし、自分の作りたい造形物の制作に各々が取り組んでいました。集まったメンバー同士で教えあいながら、作業を進めていました。
本セミナーには、山形大生9名、職員1名が参加しました。