1月31日(火)令和4年度FD講演会をオンライン形式で実施しました。
-第1部
2022年4月、高等学校では「情報I」が共通必履修科目となり、2025年1月より大学入学共通テストに、プログラミングを含む「情報」が出題される予定です。今、高等学校における「情報教育」がどのように変化しているのかを知るために、山形県教育センターの佐藤勝治様(指導主事)にご講演いただきました。高等学校で情報教育を教える教員の実状、グループワーク等の実習での事例をお聞きしました。高等学校で情報教育を学んできた大学生たちに何を教えるべきなのか、また、各高等学校の学習レベル差をどのように大学でカバーするか、そして大学入学共通テストに「情報」が加わる2025年に向け、大学教育も準備をしていく必要があると考える機会になりました。
-第2部
2023年4月より、本学の基盤教育において、全学必修科目となる「データ解析基礎」と、選択科目「AI・データサイエンス要論」の教材開発を担当した脇克志教授(理学部)から、専門課程に移行する前の学生が学ぶべき数理・データサイエンスの内容を紹介いただきました。学生の学習意欲に応じた出題形式や、オンライン教材によって学生自身が体験しながらプログラミングを習得できる講義システムを実演しながら説明いただき、これから大学に入学する学生たちがどのような講義をうけ、どのような知識、スキルが身に着くのかを関係者の皆様と共有することができました。
当日は、学内から32名、学外から34名、計66名の教育関係者の皆様にご参加いただきました。