令和6年7月29日~8月2日の5日間、データサイエンスCafé夏フェスを開催しました。最終日の8月2日は、【データ活用コース|Python】、【データ活用コース|MATLAB】【3Dデザインコース|Fusion】の受講生による成果発表会が行われました。データ活用コース6名、3Dデザインコース4名が発表を行いました。
会場審査員には、YUDSセンター長の奥野教授、理学部脇教授、講習をご担当いただいたマスワークス合同会社の横島氏、オンライン審査員に株式会社シンフォディア・フィル鹿内智也氏をお招きし、審査と講評をいただきました。
データ活用コースでは「身近なデータ」をテーマとして、オープンデータ等を用いてデータ分析とデータの可視化にチャレンジし、分析結果について気づいたことや課題を受講者が発表しました。
山形駅の利用者数、気象データ、友人の1日の行動データ追跡など、それぞれが設定したテーマについて、スマホや公開データベースから、データを集めるところから始めました。中には今年大活躍した大谷翔平選手のホームランペース比較といった話題も。データの前処理を行い、PythonやMATLABを使ってそれぞれが分析して、可視化したグラフや図をを基に、気づいたことや課題について紹介いただきました。中にはスマホでのGPSデータ取得で、期待したデータが取れなかった学生もいましたが、発表ギリギリまで再度データ取得にチャレンジし、失敗事例も含めて発表してくれた学生もいました。
3Dデザインコースでは、「山形県の夏を盛り上げるデザイン」をテーマに3Dモデルの制作にチャレンジしました。3D CADソフトのFusionを用いて作成された3Dモデルをコンピュータ上で発表してもらいました。発表者のうち3人が同じ「花笠」をテーマにしたのですが、各自着眼点が全く異なり、個性溢れる素敵な作品を、プレゼン方法もそれぞれ工夫して発表いただきました。オリジナルの流しそうめんキットをデザインした学生もいました!
授賞式では、各コースの最優秀賞、優秀賞、敢闘賞などが選ばれ、本イベント協力企業から提供された賞品(山形牛、尾花沢スイカ、庄内メロン)などが贈呈されたました。さらに今年はMATLABを使って優れた解析を行った方にマスワークス合同会社様からMATALB賞(Tシャツとマグカップ)、が授与されました。
受賞者(最優秀賞のみ掲載)
データ活用コース 【Python】 最優秀賞
『過去100年の気温の変化から見る山形市の温暖化』
受賞者:武田鳳胤さん(理工学研究科M1)
データ活用コース【MATLAB】 最優秀賞 & MATLAB賞
『仙台と山形の気象データの比較』
受賞者:渡邉真琴さん (理学部1年)
3Dデザインコース【Fusion】最優秀賞
『山形の夏といえば花笠まつり!!3Dアーチ』
受賞者:門馬裕佳さん(工学部2年)
副賞提供企業一覧
各賞の副賞はそれぞれ、以下の企業様よりご提供いただきました。
・山形牛:株式会社シンフォディア・フィル様
・尾花沢スイカ:株式会社のうぐばこ様
・庄内メロン:株式会社フェイバーエンジニアリング様